山を駈ける風になれ’99年10月号
'99 9月28日
島田一志様
『丹波森の径』、ようやく入手しました。なかなかいいですね。ラクなコースが殆どない。
間違ってもフツーの人がハイキング気分で歩けるようなコースではない。カヤマチ山から
安全山までMTBで縦走できるかな、なんて考えてみました。
さて、近況報告です。
9月5日(日) 高谷山(2.5万図 市島)
市島町のパンフ類には必ずと言っていいほど紹介されているのがこの山。市島駅から見る
どっしりとした山容は、とても400mクラスの山とは思えないほど立派だ。宝塚からは
80km以上と少々遠いが林道を走れば何とかなるだろうと午前5時半出発。さすがに9月とも
なれば丹波の朝は涼しい。篠山盆地と黒井周辺で霧に会う。R175を丹波竹田の先まで走り、
川を渡って北側の森地区から山頂を目指す。3m幅の舗装路で植林が頭上を覆い涼しいが
5kmもあるが少々退屈。午前10時前に50分近くかけて辿り着いた山頂は展望台が設けら
れており抜群の眺望。特に鷹取山がその鋭鋒を突き上げる様は見事だ。下山は林道を南に下り、
集落をつなぐ地道を走って国領へ。昼をどこで食べようかと篠山市内を走っていると無常にも
パンク。取り敢えず修理をして走り出したもののすっかりペースが狂い午後3時38分何とか
帰宅。(本日の走行距離170km)
9月12日(日) 夙川公園〜武庫川サイクリングロード周回
久しぶりにこんな軟弱なコースを走ることに。それというのも前日にちょっとした手違いが
あってママチャリで16kmも走ったためだ。3段変速というやつで「速」にすると結構速い。
ところが、踏み込むペダルの重たいこと。よくみんなこんな重いのに乗っているなと感心する。
結果的にはこいつがたたって足首に変な疲れを残してしまったのだ。サイクリングロードは
自転車以外のものがいっぱい走っていてとても走りにくい。次の週末はフィールドに戻ろう。
(本日の走行距離35km)
9月18日(土) 天王〜籠坊周回
先週、約2年ぶりにMTBのタイヤを前後とも交換、足慣らしというか、タイヤ慣らしに
表題のコースを走る。前夜、大雨洪水警報が出るほどの雨が降ったが、その痕跡がそこここに
見られる。こういう路面状況には交換したばかりのオフロード用タイヤは強い。が、反面転がり
抵抗が大きく思うようにスピードが出ない。泉郷峠までの上りを最近では最も遅いスピードで
通過。後半は下り基調ということもあって、幾分スピードは回復したが、11時前重い足を
引きずって帰宅。MTBで最近連発していた快走記録はタイヤが擦り減ってスリック状態に
なっていったことによるもの判明。(本日の走行距離104km)
9月26日(日) 夏栗山〜大ヶ谷縦走。 (2.5万図 宮田)
『丹波森の径』にも紹介されている上記コースを走ることに。朝から快晴の予報がいまいちだ。
上りは高倉の高蔵寺から。台風の後で木の枝が散乱していて登りにくい。30分ほどで大ヶ谷分岐
に。さあ、本日のメインコースだ。最初の200mほどは無理矢理付けた道なのか、切り株がひどくて
乗れない。尾根筋に乗るとしっかり踏まれた気持ちのいい道に。クモの巣がひどいが、これさえなければ
快走コースだ。一印谷への分岐地点でヤブがひどくなり、コース変更。一印谷コースを下る。ここも
雑木林お中の快走コースが続く。あまりにコガネグモの巣が連続するので、木の枝を片手に持って
払いながら走るが前方が見づらい。夏栗山と黒頭峰が望める少し開けたポイントを左に下れば一印谷
の集落に。メガネのレンズにクモの巣がきれいに網目状に付いていた。(本日の走行距離108km)
と、以上のようなところです。
ところで、前々回の報告で一点誤りがありましたので訂正をします。もうご存じかも知れませんが、
慶佐次先生は毎日新聞旅行が主催する登山ツアーのガイドをされているの間違いでした(ツアーの企画
名が「関西の秘峰シリーズ」でした。)
さて、いよいよ10月、本格的なMTBシーズンとなります。お互いおおいに山をはしり自然の恵みを
満喫しましょう。
1999.9.27
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