山を駈ける風になれ2014年 7月号

 
2014年6月15日(日)北摂/永沢寺〜母子大池(2.5万図 篠山他) 
月内に予定している1泊ツーリングのトレーニングにと標記コースを周回する。そういえば去年も
6月に同じコースを走ったっけ。でも、蒸し暑かった去年と違って、今日は湿度が低いのでラクな筈。

午前4時36分スタート。アホみたいに早いスタートは、コートジボワール戦が始まるまでに帰宅し
たいから。いつもの川西能勢口回りで県道を北上する周回コースをとる。先週は今年一番の快走が出
来たが、好調キープは一週間だけだったようで今日はいつものペース。
杉生で水分補給を取った後、杉生新田へのダラダラ坂を上る。先週はコーランの読経(っていうのか
?)が道路まで響き渡っていたスリランカの国旗が掲げられた作業場も、今朝は静かだ。日曜日の朝
は礼拝はしないのかなぁ。
コアジサイの群生何アジサイだろう・・・

杉生新田から泉郷峠を越え、籠坊を回って後川上から後川奥に向かう。道端に群生するコアジサイが きれいだ。名前を知らない大型の原種のアジサイも今が見頃を迎えている。 こうした季節の野生の花々に癒されながらどうにか青原峠に到着、石仏にツーリングの安全を祈る( 6時50分)。
青原峠の馬頭観音

ひと息ついて再び走り出せば、すぐに永沢寺。家人からは「母子まで走りに行くなら新茶買ってきて よ」と言われたが、朝の7時に開いている店などあるわけ無い。永沢寺の敷地の中からは、鳴り物入 りで朝の勤行の声が聞こえてくる。
永沢寺に到着

永沢寺の前を真っ直ぐ西に走り、急坂をノンブレーキで下った勢いで母子大池まで走る(7時15分 )。気温15℃。高原の湖畔の朝は清々しく、まるで信州の避暑地にでも来たようだ。新茶は買えな かったので、茶畑の写真を撮って帰ることにする。
高原の避暑地?母子大池茶畑の緑が美しい

青野川沿いに下る道は日曜の早朝とあって、一台のクルマにも出会わない。尼ン滝でマイナスイオン をいっぱい浴びて千丈寺湖畔まで下り、R176回りで帰宅すれば、試合開始までまだ30分以上も あった。
いつも水量多い、尼ン滝

       (本日の走行距離100km) 2014年6月29日(日)篠山/篠山盆地反時計回り周回(2.5万図 福住他)  ブラジル−チリ戦の死闘興奮冷めやらぬ中、雨上がりの北摂・篠山周回走をスタートする(4時45 分)。月内に予定していた1泊ツーリングも土日の天候安定せず、今月は見送りを決めてトレーニン グ走に変更。  夜中の雨は相当降ったようで、路面はまだまだ濡れている。こんな時は転がり抵抗が小さくなるので スピードが出やすい。走り出しの下り坂でいきなり60km/hオーバーを記録すると、まずまずの タイムで川西能勢口を通過し、今年2番目のタイムで杉生に着く。 かなり湿度が高いのでしっかり水分補給を摂って杉生新田−泉郷峠と上りをこなし、天王の寺田橋へ (6時44分)。だんだんと普通のタイムに落ちてくる。このあたりまで来ると路面も乾いて転がり 抵抗低減の恩恵も無くなっている。
流れるガスの中を走る(福住大橋付近にて)

水分補給の後、安田へ下る。山にかかっていたガスが大きく流れる中、束の間のダウンヒルを楽しむ 。今日の下りはいつもよりかなり速い。下りで速いということは、追い風が吹いているか、自分の体 重がふだんより重たい、のいずれか。 上りが遅かったことからして、多分答は後者だろう。ま、そんなことはこの際どうでもいい。下りを 楽しむことだけに専念して、いっきに安田まで下ると、そのまま細工所の交差点まで走り抜ける(7 時08分)。
細工所城跡登り口案内板(後ろの山が城址)

信号待ちの途中、細工所城跡って登ったことが無いことに思い当たり、予定変更して訪ねてみること に。R173から一本東の集落に入った道に案内板があったのを思い出し立ち寄る。で、登り口はを 探して付近をうろうろすること10分、消えかけた標識と竹藪の中に続く道を見つける。ちょっと奥 まで進んで見るが、滑りそうな足場と濡れた葉っぱでれびしょ濡れになりそう。しっかり道が付いて いることも確認できたので、当初予定通り篠山盆地を西に走ることに再変更。 ここからはしばらく退屈な平坦な走りが続くので、ひとまず細工所の交差点横にあるコンビニでブラ ンチ休憩を摂る。店内で飲食が出来るので、暑い時・寒い時・雨の日等は助かる。 おにぎりを腹に収めて再出発。やや西寄りの風が吹く中、我慢の走りで篠山中心部の北をぐるっと回 って篠山口まで移動、後はひたすらR176を南下する。 天上橋まで戻ってくれば追い風に変わり、いつもよりラクに赤坂峠に上り、続いて待望の長い下りに 入る。時間が早い(10時前)ということもあって交通量も少なく、久しぶりにMAX60km/h で下る。これは追い風のお蔭、といいたいところだが、そこまで強い風が吹いているわけでもなく、 う〜ん、やっぱり体重増が原因と認めざるを得ない現実を再認識した走りとなった。        (本日の走行距離116km)

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