山を駈ける風になれ2012年 5月号
2012年4月1日(日)北摂/西峠〜曽地奥、篠山盆地周回(2.5万図 福住他)
2012年度がスタートしました。とはいっても3月中旬の寒さということで相変わらず、まだ風
景の主役はウメの花。例年ならお花見ツーリングをやっていたのに・・・。あんまり体調もいいと
は言えないので標記のコースに変更して走ることにする。
5時52分スタート。川西能勢口回りで県道を北上する。膝に力が入らないのでスピードが出ない。
まあそういう時もあるさと気楽に走り杉生で水分補給を摂って杉生新田から西峠回りで後川上に下
る。やや向い風にも拘わらず下りで今年最速の62km/hを記録。
平坦地を走る速度は遅いが上りはそんなに悪くはない。後川中から曽地奥へ抜ける林道を淡々と上
る。
8時03分、峠に着く。峠でたむろしていらっしゃった(?)シカが4頭慌てて林道を駆け下って
行く。閉じられたフェンスの方を見ると更にもう1頭の白いお尻が視線の先に消えていく・・・。
一体何の会合があったんだろう。
林道を下り始めると今度はキツネが道路を横断、谷に消えていく。新年度ともなると動物も忙しい
のか。
林道は折れた枝が散乱していてゆっくりでないと下れない。と、前方道路脇にダンボール紙にマジ
ックで『覧視カメラ作動中』と書かれたゴミ捨て警告の注意書が現れる。
「覧視カメラってどんなカメラや。画像が一覧出来るんか?」と一人突っ込みを入れる。
そして何度目のカーブを回った谷筋で「おお!」
ミツマタの大群落に遭遇する。林道を挟んで山側から谷側にかけて満開の花が斜面を流れるように
連なって咲いている。谷に下りたら綺麗な写真が撮れそうだが、上ってくるのに一苦労しそうなの
で、手身近なところをデジカメに収める。写真では見たことがあるが、実物を見るのは初めてなの
で感動する。
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ミツマタに感動 |
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ミツマタの群落を見る事が出来たので今日のツーリングはよし、としよう。林道を抜け、日置に下
ると、篠山の中心部へ。さくらまつりは次の土日だが、お堀端のサクラは「蕾固し」。こういうイ
ベントは開催日の設定が難しい。
城址周辺をゆっくり流して篠山口方面に向かう。ようやく晴れ間がのぞいて来た。風も追い風に変
わってスピードに乗ってきた。これなら11時までには家に帰れそうだ。気温の上昇と共に調子も
上向き、春の日差しを浴びながら気持ちよく帰路についた。
(本日の走行距離109km)
2012年4月15日(日)北摂〜篠山/お花見ツーリング(2.5万図 福住他)
毎年恒例のサクラを愛でながらのツーリング。年に一度はこういう物見遊山的ツーリングもよかろ
う。それにしても今年は随分開花が遅れた。それだけ今年の冬は長かったということか。2〜3年
前に比べると確実に2週間は遅い感じだ。
5時30分、すっかり明るくなった中をスタート。まずは川西能勢口回りで県道を北上。市街地は
もう見ごろを過ぎているが北部の方は今が満開だ。
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移瀬のサクラ | 屏風岩のサクラ |
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杉生から北に向かう。サクラはまだだ。泉郷峠付近は蕾がピンク色になっているが、天王の方はま
だまだという感じ。一旦安田(福住)まで下る。
篠山盆地を東から西に適当に走る。篠山もちょうど今が見頃のようだ。篠山川沿いに植えられたサ
クラはピンクの帯となって道行く人の心を和ませてくれる。
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東本庄付近のサクラ | 篠山川沿いのサクラ並木 |
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八幡橋のサクラ | 黒岡付近のサクラ |
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あんまりよそ見しながら走っていると後ろから来るドライバーに怒られそうだ。一応篠山城址周辺
にも足を伸ばしてみる。お堀端に選挙の幟まで立っている。提灯だけでも目障りなのに・・・まあ、
仕方ないか。嫌ならわざわざ走らなければいいということ。
城址周辺を抜けて古市方面へ南下する。武庫川沿いも堤防にサクラが植えられていて心和む風景が
続く。藍本駅のサクラも通過する特急列車の背景に撮ろうという“撮り鉄”の人達がカメラを構え
ている。
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当野のサクラ | 藍本駅のサクラ |
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藍本から三田市内に続く県道を南へ走る。三田もなかなか侮れない見事なサクラでいっぱいだ。今
日のツーリングの〆は先月号で紹介した名塩川にかかるサクラ。
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名塩川にかかるサクラ |
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さて来週は大好きなヤマザクラでも拝みにいこうか。
(本日の走行距離116km)
2012年4月28日(土)青垣/吼子尾山(2.5万図 黒井)
GWがスタートしました。前半の3連休の初日にあたる今日は絶好のツーリング日和ということで、
昨日の月末の業務も何のその、4時半には目が覚めて食事を済ませ5時02分にはもう出発という
気合の入り様・・・。
とはいっても今日の目的地は青垣町の吼子尾山。距離はたっぷりあるので飛ばし過ぎには要注意だ。
吼子尾山は標高519.3m、青垣町(現丹波市)最南端に位置する山で「城の丸」とか「小室城」
なとと呼ばれていることからもわかるように、ここもご多分にもれず戦後時代は山頂に山城が築か
れていた山のようである。
以前からこのエリアを訪れる度に一度登ってみたいと思っていた山であるが、なかなか機会が訪れ
ず本日ようやく、となったという次第。
月末の疲れかあんまり絶好調とはいえないが、セーブ気味に走ればまずまずのペースを刻み、赤坂
峠を越え三田に入る。三田の気温5℃。今日は夏日が予想されるのでウェアは完全夏仕様。こうい
う寒暖の差が激しい時季の走りは難しい。
スタートが早かった分、時間に余裕もあって7時には篠山市内を過ぎ、7時45分に本日1回目の食
糧補給ポイント、氷上北のコンビニに着く。
雲一つない快晴である。安全山を見上げながらコンビニの駐車場でエネルギー補給を済ませると、
再び走りだし、8時12分東芦田の「ごりんかん」の前に着く(8時12分)。胎蔵寺から登る予定
をしていたが、「城の丸登山口」の標識に急遽、ごりんかんコースで登ることに変更。
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ごりんかんコースから登ります | コースはざっくりこんな感じ・・・ |
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施設の間を抜け、シカ除けフェンスの閂をはずして中に入る。久しぶりの山歩きの開始である(8時
20分)。登り口にざっくりとしたコース紹介図がある。まあ、ここまでしっかり登山道が整備され
ている山なら、もうあとは新緑の景色を楽しみながら登るだけである。
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MTBで下りに使ったらええやろね |
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展望を楽しみたいので尾根コースを選択する。新緑の山は気持ちがいい。GW前半でここまで気持ち
のいい天気は、京丹波町の鷲尾深山(権者山)以来ではないかなどと一人考えながら登る内にやがて
右手から胎蔵寺からの山道と合流、向きを北に変え少し急な登りをクリアすればもう山頂である
(8時55分)。
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吼子尾山山頂です | 南側に展望が開けてます |
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朽ちた展望台の足場だけが残っている。まあそこんところだけ目をつぶれば南に五台山から向山連山、
遠くに石金山や鋸山も見えて最高の眺めが得られる。角度を変えれば安全山から篠ヶ峰など南西方向
の山もよく見える。
それにしても暑い。ぐんぐん気温は上昇しているようである。ウィンドブレーカーを脱ぐ。半袖ジャ
ージ一枚の完全夏モード。もうこれで十分である。
暫く展望を楽しんで下山する。登りの途中で見つけたシカの角を土産に拾って胎蔵寺コースを下る。
方便水という名水があるようだが、どこにあるのか探しに行くのも面倒くさく麓の道路まで下り、ご
りんかんでデポしたロードを回収する(9時40分)。
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胎蔵寺コースで下ってきました |
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気温の上昇と共に風向きが南寄りに変わったようだ。長い向い風走行になりそうだ。まあのんびり帰
るか。帰路は山南町谷川回り。地形によって風向きは目まぐるしく変わる。宝塚まで戻ってくれば気
温30℃。これだけ気温差の大きい中の走りは初めてか。でも充実した一日になった。
(本日の走行距離158km)
織田(おりた)さんへのメールはbabrx800@jttk.zaq.ne.jpまで・・・。
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