山を駈ける風になれ2004年 8月号
2004年7月3日(土)西宮/甲山(2.5万図 宝塚)
蒸し暑い!朝の5時だというのにパンを齧りながら汗が流れ落ちてくる。一体何度あるんだろう。気圧計は
993hPaを指している(全然関係ない)。そういや先日台風が通過してから気圧が下がったままだ。
モチベーションも一気に下がる。どうする? 近場の甲山へ変更だ。
ロードを引っ張り出して出発(5時55分)。空気中の水分が飽和状態になってたまらずポツポツと落ちて
くる。風が体に纏わりつく。腕時計をしてくるのを忘れた。頭もボーッとしている。関学へ寄り道、中央芝
生から時計台越しに甲山を眺めて、川沿いの道に戻り仁川ピクニックセンターへの急坂にかかる。
この上り口は恐らく20%はありそうな激坂だが、距離が短いので私のようなへなちょこ足でも39×24
を使えば息が上がる前になんとか上りきることができる。住宅地が山の上までびっしり建っている。以前は
(といっても前回ここを走ったのは3年くらい前)草ぼうぼうの荒地の中に五ケ山古墳があったと記憶して
いたが、古墳はどこへいったのだろうという感じ。
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神呪寺 |
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ここから神呪寺下まではやや平坦。スピードを上げれば空冷効果も現れる。たくさんの人が早朝散歩をして
いる。いくら速く歩いたところで空冷効果の期待できない散歩、こんな蒸し暑い日に歩かなくてもと思うが、
そこは几帳面な日本人、この人達は槍が降ってきても歩き続けるのだろう。と感心しながら走っているうち
に神呪寺山門下に着く(6時半頃か)。
階段を担ぎ上げ、本殿横の展望スペースにロードをデポ、小さな鳥居をくぐって頂上を目指す。標高差にし
て100mほど。汗だくになって登っている人を1人、2人とかわして山頂に着く。
甲山は西宮市民のシンボル的な存在の山。西宮市民歴30年の私としては小さい頃から見慣れてきた山であ
る。古くは鐘状火山の代表的存在として紹介された事もあったが、風化を免れた硬い安山岩の塊というのが
正解らしい。
広い円形の頂上部の真ん中に2等三角点が埋まっているのは昔と変らず。しかし360℃の大展望だった山
頂は木々が生い茂り森になっている。一体最後に甲山に登ったのはいつだったろう。
大学1年の時、体育の時間にマラソンで登ってきて以来か。否、入社して新人研修でオリエンテーリングで
登ったことがあったなあ。その後は? 家族でハイキングしたっけ。覚えてない。どっちにしても20年以
上は経っている。昔はよく山火事が起って、いつもハゲ山だった記憶しかなかったが、森が育つとは俺も歳
を取ったなあ。
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甲山山頂 | 同じく山頂の様子(360度の視界がなくなった) |
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登山口の鳥居の脇に『かぶとやま』の説明を施した石碑がある。
『人皇十四代仲哀天皇の皇后 神功皇后が国家平安守護のため山頂に如意宝珠及び兜を埋め後、五十三代淳
和天皇の勅願により 天長八年十月十八日当寺開創大殿落慶、弘法大師左の偈を残し給うと伝ふ
峰有摩尼如意宝
大聖為利諸衆生
普雨一切珍財具
入此地者得豊栄』
この地に入った者は豊かに栄えるらしい。そうあって欲しいものだ。山門を下り北山貯水池周りで一気に香
櫨園まで南下。海辺をながして帰路についた。
(本日の走行距離 44km)
2004年7月11日(日)北摂/はらがたわ峠折り返し、川原砦(2.5万図 木津 他)
昨日は走り出そうとしたところでいきなり大粒の雨、スタンバイさせていたMTBをすごすごとガレージに
直して捲土重来を期す。夜に降った雨のお蔭で久し振りに涼しくなり、いい気持ちで走り出す(5時53分)。
山の中を走るとびしょ濡れになりそうなのでロードだ。まずはいつものトレーニング・コースを走る。泉郷
峠から天王、今日ははらがたわ峠で折り返すことに。やや向かい風ながら気温が低いことも手伝って快走、
杉生で水分補給、だらだら坂を上って泉郷峠を越えると羽束川沿いの道を天王に向う。
合歓の花が満開だ。この川沿いの道の両脇は合歓の木が多い。緑の回廊の中に淡い色の花があちこちで咲き
誇る様は心が和む瞬間でもある。自宅から1時間50分で天王に着くと(7時43分)、いいペースを刻ん
ではらがたわ峠、折り返して元来た道を籠坊方面へ下る。
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籠坊−天王間はまるで合歓の木街道 | 川原砦遠望
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途中、湧き水ポイント近くで休憩しているレーサーの若い兄ちゃんと喋ったりしながら羽束川沿いの道をど
んどん下り、小柿、田中と走って川原に着く(8時59分)。
観福寺の山門をくぐると「観福の森」と書かれたハイキングコースの案内板が立っている。機会があれば前
々から歩いてみたいと思っていたところ。堂山の手前のCa320山まではいい道が続いていそうだ。
登りかけようとすると後ろから来た兄ちゃんに呼び止められる。なんでも4月の地震で落石があり通行止め
になっているという。確かにその旨書いた注意書きが立ててある。聞けばその修復工事をしている人のよう
で、これから山に登って作業をするという。
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観福寺山門
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後からついて登っていく。墓場の横を通り、赤い鳥居の続く山道を行き、ジグザグ道の階段を登り詰めたと
ころがCa320山だ。
頂上部には石仏と東屋がある。川原砦と名付けられたこの頂上部には戦国時代山城があったという。今は3
3ヶ所霊場巡りの石仏が並ぶ祈りの山だが、ここも昔は戦いの場であったようだ。
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砦址の様子。東屋が建っている | 羽束川流域の眺め(川原砦より)
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展望はいい。羽束川流域の村々が広がって見える。好きな風景の一つである。東屋を吹きぬける風は涼しい。
暫く横になっていたい気持ちにかられたがそうもいかない。下山すると(9時25分)、山の上から見た風
景の中を走った。
(本日の走行距離108km)
2004年7月17日(土)裏六甲/丸山谷〜石楠花山〜炭ケ谷道(2.5万図 有馬、神戸首部)
先週土曜の雨が最後の一降りだったのか、いつになくあっさりと梅雨が明けてしまった。これからしばらく
は涼しい山を探して登らねばならないが、近辺に手ごろな山があるわけでもなく、そんな時に重宝なのが、
裏六甲の山々である。
早朝なら十分に涼しい上に整備されたハイキング道を行くハイカーも少なく、まとわり付くムシも少ない。
自宅からの距離も短いので暑くならないうちに家に帰って来れる。今日は表題のコースを走ることに決める。
勿論MTBである。
5時30分出発。赤坂峠を越え天上橋を左折、田尾寺駅手前の交差点を左折、有馬口方面へだらだらと上っ
ていく。有馬口(6時20分)を過ぎると道幅が狭くなる。古々山峠までは結構距離があったと記憶してい
たのでマイペースで上っていると前方に視界が開け、左手に大池駅が見えてきた。
どうやら峠は越えたらしい。道幅も広くなって走り易くなったのを幸いとスピードを上げ、平均40km/
h超で下り続けるとすぐに谷上駅に着いてしまった(6時36分)。
駅前で水分補給をして再出発(6時43分)。100mほど西を流れる丸山川まで出て、高架下をくぐると
『森林植物園へ50分(山田道)』と書かれた標識が現れる。標識に従って川に向って下りる。
いい散歩道が付いている。ほぼ平坦な1m〜1.5m幅の地道。まさにお散歩道。いい感触を受けながら走
っていく。丸山谷から下水谷へと続く山道は谷沿いの乗車率の高い道、やがて谷筋を離れ溝を挟んで左手に
簡易舗装路が現れると視界が開けるようになる。弓削牧場分岐を右手に見送りほぼ平坦なハイキング道を進
んでいくと、広い間隔で石段が現れ、上りきると目の前を道路が横断、森林植物園の前に飛び出す
(7時16分)。
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ハイキング道入口 | 真夏でも涼しい快適な道
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20人近いライダーが屯している。連続カーブを高速で攻めて楽しむ“ブンブン野郎”である。一人、また
一人と集結してくる。まったく、ここはレース場じゃないっての。一息ついてこの山上の道路を東へ向う。
石楠花山の登山口である黄蓮谷まではずっと上り基調、フロントはインナーに入ったまま。道の両脇を彩る
紫陽花を楽しみながらスロー走行である。7時29分、石楠花山登山口に到着する。
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石楠花山登山口 |
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ササが覆い被さった山道を登ると植林帯の中を行く道に変り、またササヤブの中を行くという北摂の山歩き
のようなシングルトラックに変る。足元がよく見えないササヤブの丸木階段を担いで登り詰めると簡易舗装
を施した公園風の広場が現れる。南側に展望台が設置されている(7時43分)。
展望台に上って休憩する。山上を吹きぬける風が心地よい。摩耶山から黒岩尾根、高雄山、再度山が見え、
山の間から神戸の市街地が見える。条件がよければ大阪湾から金剛山地方面まで見えるようだが、あいにく
そこまでは見えない。
展望を楽しんで、石楠花山に向う。展望台から先は車でも走れる幅の林道が続いている。石楠花山は林道左
手、ササで覆われた細い山道を1分ほど。まるでこの部分だけ北摂のヤブ山のようである。651.9m、
草深い山中に三角点が埋まっている。
半袖ジャージに夏用のレーパンなので、手足が痒く、早々に林道に戻り、ここと見当を付けたところから山
道に入り右手に下ると炭ケ谷道分岐に(8時00分)。
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石楠花山山頂は薄暗いヤブの中 | 炭ケ谷道分岐
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ここは何本かの道がクロスしている。巡視路を通って双子山(616m)に行くこともできるようだが、か
なりヤブ漕ぎをしないといけないようである。半袖半パンでは無理っぽそうなので素直に炭ケ谷道を下るこ
とにして、記念写真を撮ったが暗すぎて何も写らず。
最初の部分こそ雨水の流れるガレた急な下りで乗車はできないが、やがて乗車率も高い喜びの道へと変る。
あんまり調子に乗りすぎて、谷川へ落ちそうになり、緊急避難の転倒。久し振りに“勲章”を頂く。
起き上がって振り返ってみる。ちょっと自分には急斜面過ぎたか。リア・タイヤがロックするような斜面を
下っている内やがて傾斜も緩くなり市街地へ飛び出す(8時34分)。距離にして2km少々といったところ。
裏六甲、今度はどこを走ろうかと考えながら帰路についた。
(本日の走行距離 58km)
2004年7月25日(日)〜26日(月)
北近畿/丹後半島一周 (マップ東西南北 北近畿 10万図(ワラジヤ出版))
夏だ、ツーリングだ。どこかに一泊して遠出をしたい。海を眺めながら走りたい。やっぱり日本海がいいか
な。宿泊場所は天橋立。天橋立往復では距離的に時間が余るので近畿最北端の丹後半島を周回することに決
める。
7月25日(日)、セミの鳴声で目を覚ます。いかん。いきなり寝過ごした。慌てて朝食を摂り出発する
(5時16分)。
今日は距離が長いので、ゆっくりペースを刻んで走りたい。とはいうものの暑くなる前にできるだけ距離を
稼いでおきたい、いう二律背反的な状況。抑え気味に走るつもりがいつもの100km走と同じペース。曇
がちな天気にも助けられて古市、篠山を越え栗柄峠に着く(7時21分)。
薄日が差してきた。道路脇の気温表示は25℃。自転車で走る分には涼しく感じられる温度だ。菟原でR9
に合流、南寄りの追風にも助けられて8時25分には福知山東堀交差点を通過、8時半福知山駅前に着く。
予定よりもかなり早い。駅構内の喫茶店でモーニングを食べてエネルギーを補給する。ここを選んだのはこ
の時間開いている喫茶店が少ないのと冷房がビンビンに効いているから。冷たい水を3杯もおかわりする。
喫茶店のママから水筒に冷たい水を入れてあげましょうか、とありがたい申し出。そうとわかってたら水筒
を持ってくるんだったな。
再び走り出す。しばらく地道を走ってR175に合流、鬼で有名な大江町に入る。ここはバス停の標識に鬼
の顔が書いてある。9時12分、走行距離100kmに達する。いいペースだ。上り坂はできるだけ軽いギ
アでゆっくりと上り、トラックのスリップ・ストリームを利用して加速して下るというパターンで疲労を溜
めずに速度を稼ぐ。
9時35分地頭。この先水分補給ポイントが少なくなるので店先の自販機でスポーツ・ドリンクを押したら、
『お〜い、お茶』が出てきた。自販機の表には『お〜い、お茶』なんて無い。ナトリウムを摂りたいのにカ
テキンは要らないっての。
仕方なくお茶を飲んで走り出す。ここからしばらくは単調な道が続く。北近畿タンゴ鉄道の鉄橋をくぐると
すぐに松林が現れる。由良浜の海水浴場が見えてきた。
日本海だ。夏休みに入って最初の日曜日ということもあってなかなかの賑わいを見せている。景色が変ると
気分も変る。奈具海岸を右手眼下に臨む由良街道のアップダウンも30km/h超で次々とクリア、栗田ト
ンネルを抜け、10時41分土産物屋が並ぶ天橋立に到着。5時間半で139kmは休憩時間を考えるとち
ょっと飛ばし過ぎ。
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天橋立(観光協会と駅舎が一緒になっている) |
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駅舎と一体になっている観光協会の建物の中に入って水分補給をしながらしばらく休む。車でくるとただの
観光地も自転車で走ってくると違って見えるからツーリングは面白い。
一息ついてR176を野田川町方面に走りR312に入る。丹後半島の根元を縦断して一気に間人(たいざ)
へ出るのだ。いきなりダラダラ坂が現れてペースダウン、ようやく上りきったと思ったら次々現れる道路標
識は『豊岡、峰山』。コース・アウトしていないか途中立ち止まってチェックしながら走る。
手持ちのロードマップは少し前のものなのでバイパスが現れたりすると不安になるが、それでも前方に『R
482』が現れ、『間人』という文字が見えると安心して、またスピードがあがる。山間部を縫うように走
る道は昔の街道筋か。ときおり建物の中から機織械の音が聞こえる。丹後を走っていることを実感する。
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間人(たいざ) 左:網野方面、右:経ケ岬〜伊根方面
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12時20分、間人の三叉路に着く。左は久美浜、琴引浜方面。右は経ケ岬、伊根方面。ここまで174km、
ザッと夕立でも欲しいところだが、全くその気配なし。1kmほど先にある道の駅で昼食休憩をする。
しこたま水分補給をして12時55分、再び出発する。いきなり炎天下の上り坂、竹野海水浴場を眼下に眺め
る。日本海の青が鮮やかに映る。ツーリングのおきまりとして「島は時計回り」「湖は反時計回り」というの
がある。左路側帯を走る自転車にとってそのように走ると海を存分に堪能しながら走れるからだ。半島も同じ。
思いっきりギアを軽くし、淡々と上れば素晴らしい景色の犬ケ岬、トンネルを抜けて下れば古い街並が残る平
の町。そこは丹後松島。海水浴場が連続、浪打際の走行である。柚志海岸を過ぎるとまたしても上り坂、鼻先
を汗が伝って落ちる。森の中に建物が見え経ケ岬レストハウスに着く(13時32分)。が、岬はここから北
へ一旦下って上り返した先(13時40分)だ。
観光バスも停められる広い駐車場の横から灯台へ向う山道がついている。灯台まで0.4kmと書いてあるの
でスポーツドリンク片手に階段を登っていく。辛い九十九折の階段が続く。本当に400mなのか。ここでい
っきに足にくる。
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丹後半島犬ケ岬 | 経ケ岬灯台
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足弱な観光客は途中のベンチで休んでいる。400mそこそこ歩くのに座って休憩とは。彼らにここまで19
0km走って来たと言っても信じてもらえないだろう。とはいいつつもヘロヘロ状態で灯台に着く。真っ白な
灯台が青空に映えて美しい。近畿地方の最北端である。視界がきかないのが残念だ。
さっさと木陰を求めて山道に戻り、ロードをデポした駐車場に戻る。14時03分、経ケ岬を後にする。
経ケ岬を過ぎても暫く上りが続く。思いっきりギアを軽くしてのろのろ上る。もう勘弁してよと思った頃、白
南風隋道(地形図では経ケ岬隋道)が現れる。短いが趣きのあるトンネルである。さあ、待望のダウンヒルだ。
カマヤ海岸を遥か下に見ながらコーナーを攻める。景色に見とれているとオーバーランしそうだ。下りの反動
で上り返すと3ヶ所ばかりロック・シェードが現われる。高速で走り抜ける。ロック・シェード越しに眺める
日本海も綺麗だ。写真を撮りたいが、停まるのが勿体ないスピード、絶壁の下を爆走したりしながら駆け抜け
ていく。港に下り着く。浦入である。
浦入を過ぎると再び急坂の上りが始まる。いつもなら大したことない九十九折だが、経ケ岬で使った足のツケ
がここできたか、本日一番の辛い上りになる。呼吸を整えて峠を越えると伊根町の山間部を行く道に変る。
暑いし、風も向かい風だし、緩い上りも何度も現れるし、もう200kmも走ってるし、水分補給をしながら
開き直ってゆっくり走る。前進していれば風景は変わっていくもの。下り着いた先に伊根湾が広がる
(15時05分)。
有名な舟屋が並んでいるのは湾の東側の方だが、西側の国道沿いにも舟屋はある。湾に面した空き地にロード
を停めて対岸の舟屋をデジカメに収める。ここで夕陽に煌めく波の向こうに舟屋が並んでいる絵を撮る予定だ
ったが、ちょっと早めに着いてしまい太陽はまだ高い。舟屋めぐりの黄色い観光船が湾内を走っている。
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伊根の舟屋 |
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細い国道の両脇を風情ある家並みが続く高梨、日出地区を過ぎるとあとは海岸線を一直線に南下だ。山の陰に
入り直射日光にさらされることがなくなった。帰り支度を始めた海水浴客たちを横目にみながら残りわずかと
走っていると、後ろからトライアスリートにかわされる。30km/hで走っているのに。ついていく余力は
残っていない。どうぞお先に、という感じ。
あと5kmだ。古い家並みが広がり、道が急に右へ折れるところが、天橋立江尻地区。右へ曲がれば傘松公園、
成相寺。曲がらずに細い路地を直進、松林に入る手前を曲がって本日の宿に到着する(15時50分)。
部屋に荷物(といってもペットボトルと着替えのTシャツくらいしかない)を置くなり、露天風呂に直行。風
呂はそこそこにシャワーでクールダウン。部屋に戻っても冷房をギンギンに効かせてクールダウンは過去の夏
場のツーリングの経験から。
(本日の走行距離225km)
7月26日(月)
ご馳走を頂き早めに就寝、日の出と共に目を覚まし、ペット・ボトルに水を詰め、出発の準備。朝食を頂いて
宿を出発する。午前7時38分。今日も暑くなりそうだ。昨日より出発が2時間半近く遅いのでスタート時点
でかなり暑い。天橋立をバックに写真を撮りリアル・スタートだ(7時40分)。いつもよりギアを1枚落と
して走る。足が回せなければ重いギアを踏んだって意味がない。岩滝町を走る阿蘇海西岸コースは通勤・夏休
みのクラブ活動行きの時間帯にぶつかってなかなか進まない。宮津の中心部をぬけるとようやく交通量が減り
はじめる。
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天橋立(北から南を臨む) |
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今日は昨日以上に暑くなりそうなので、定期的に水分補給を心掛ける。由良海岸を回って南に向くと急に向い
風が強くなる。炎天下でも走り続けることができるのは自転車ツーリングには空冷効果特性があるからだが向い風はごめんだ。
横を抜いていくダンプのスリップ・ストリ−ムを使いたいところだが、風は斜め左から吹いてくるのでこれま
た厳しい。結局、ここで効果を発揮するのが宿でペット・ボトルに詰めてきた水。ときおり頭や手足にかけて
走る。空冷+水冷だ。
和江、大江で水分補給を摂って福知山でエネルギー補給(10時18分)、20分ほど休憩して走り始める。
帰りは塩津峠越えで市島町方面へ。
左手に見えていた高谷山を過ぎ、カーブと共に向山連山が見えてくれば春日町、ホームグラウンドの山々が迎え
てくれる。下野村の交差点でR175に別れ(11時26分)、三尾、鋸山を見ながら栗柄峠への上りにかかる。
上り口は整備された一直線の道で木陰一つないが、やがて昔ながらのワインディングに入ると緑陰に思わず深呼
吸をしてしまう癒しの道。徐々に上りのペースも落ち着き12時08分栗柄峠に着く。
相変わらず南寄りの風が強い。夕立でも欲しいところだが、上空には雨雲ひとつない。残り僅かとなったツーリ
ングをじっくり楽しみながら走ることにしよう。夏場のツーリングで楽しみにしている“カキ氷休憩ポイント”
と定めていた店が定休日というアクシデントはあったが、充実の走りのうちに自宅に帰りつくことができた
(14時38分)。やっぱり夏はツーリングだ。
(本日の走行距離149km。 2日間の合計374km)
織田(おりた)さんへのメールはbabrx800@jttk.zaq.ne.jpまで・・・。
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