山を駈ける風になれ2007年 8月号
「山駈け」特別企画 マン・コレ(第1回)
“マン・コレ”・・・マンホール・コレクションの略。
雨水や汚水のマンホールの蓋なんてあまり興味を持って見る人は少ないんじゃないかと思うが、いろいろと凝
ったデザインのものがあるのをご存知だろうか。濡れたコ−ナーで踏むのはごめんだが、結構それぞれに個性
があって面白い。ローディーならではの路上観察ということで、これまでにツーリング中に集めたコレクショ
ンの中から阪神間と北摂の市町村を紹介します。
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宝塚市 |
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まずはわが街宝塚から。♪スミレの花〜咲く頃〜 「宝塚」といえばこの曲。デザインも勿論スミレです。
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西宮市 |
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続いて市民歴通算30年の西宮も、甲子園球場と酒蔵という西宮を代表するデザイン。
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尼崎市 |
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トンボ、ホタル、フナ?にドジョウ。尼崎市のイメージから遠いものばかり。希望?
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芦屋市 |
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松と海。昔の芦屋浜はこんなだった・・・。
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伊丹市 |
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ハクチョウとカモ。冬の昆陽池は渡り鳥でいっぱい。
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川西市 |
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リンドウ。清和源氏発祥の地、川西ならではのデザイン。
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猪名川町 |
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町花ツツジを幾何学模様風にした一見しただけでは何かよくわからないデザイン。
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三田市 |
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市のマスコット、「キッピー」くん(キジ)。三田では有名なんだろうか。そういや三田駅前にキッピー・モ
ールってあったような。
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池田市 |
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呉春の前の道で撮影。市の鳥キジバトを同じく市花サツキツツジ、市木クスノキで囲んでいる。
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箕面市 |
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箕面といえば滝とモミジ。サルは付いてなかった。
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豊能町 |
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元気よく伸びるタンポポは自然いっぱいの豊能町。
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能勢町 |
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萱葺きの民家に棚田。まさに能勢らしい絵。
2007年7月24日(火)園部/小向山+振天山(2.5万図 園部)
週末の度に雨模様の天気が続いていたが、梅雨明け宣言が今日にも出されようかという快晴が早朝から広がっ
ている中、休暇を取って走りに出る。連続峠越えで大回りして園部まで周回する計画。表記の山は園部城を囲
む小山。山頂近くまで自転車で上れるというのでコースに加える。
5時24分、ロードで出発する。朝の気温18℃。湿度も低く文句なしに走りやすい気象条件である。例年だ
とこの時季は熱帯夜になって走り出しから大変なのだが、本当に気持ちがいい。とはいえ雲ひとつない快晴、
日差しが強くなりそうな予感にややペースも自重気味に走る。
川西能勢口を回って県道を北に向かうと向い風、最近の平均タイムより1分半ほど遅めに杉生を通過、杉生新
田へのダラダラ坂を淡々と上ると(6時57分)、久しぶりの西峠越え。今年最速の67km/hで下ると、
今世紀に入って初めてじゃないかというくらいご無沙汰の城東トンネル越え(7時12分)で篠山盆地に。更
に緑陰の快走路をひた走り、奥山峠(8時06分)、中山峠(8時15分)と走り継ぎ、園部の中心部、河原
町の交差点に到着する(8時32分)。
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いい感じで篠山盆地を走る | 奥山峠を越えて京丹波町へ |
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園部に着きました | 稲荷神社横にある道標。若州か ここからだと福井も近い?! |
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園部の市街地に入るのは何年ぶりだろうか。さすがにここまで下ってくると暑いが、それでも木陰に入れば涼
しい。町の中心部にある稲荷神社に立ち寄り、まずは神社の裏手から小向山山頂を目指す。
「こむぎやま」と読むらしい。「小麦山」という字を当てている文献もあるし、寛政11年(1799年)『
丹波国図』には「小ムギ山」と記されている。現在の地形図に名前が載っているのは天神山だが、江戸時代に
はこの山の方が有名だったとあっては一度登っておかねばなるまい。
さて、その小向山であるが、園部城の西にある標高180.2mの小山である。神社の裏手から小学校を右手
にみて簡易舗装路を上るといつしか園部公園内。5分ほどで山頂に着く(8時45分)。舗装路の終点は山頂
に造られた植物園?入口だが、鍵がかかって閉まっているので、少し戻って「石碑群参道」と書かれた短い階
段を登ると山頂に立つことができる。
忠魂碑やら「xx先生記念碑」やら、まさしく石碑が乱立している。しかもそのどれもがでかい。というか大
きさを競って建てたかの感がある。これがストーン・ヘンジのような意味のあるものなら価値があるのだが・
・・いや、止めておこう。これを建てた人達にとっては偉大な先生の徳を称える価値あるものだから・・・・
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小向山頂上の石碑群 |
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さて、“偉大な石碑群”に見下ろされて休憩するのも息が詰まりそうなので、途中まで下って東に折れ園部城
の裏手に出る。勿論近年になって建て直されたものだろう。隣接する学校と一体になっている珍しいお城で、
お堀をまたぐ橋の下が、お堀ではなくプールになっている。
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園部城 | この橋の下はプールになってます |
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さて、ここから南に向かう。同じ小高い山シリーズということで振天山を訪ねることにする。学校の裏手に登
り口がある。ここは山頂まで自転車に乗って上がれない。林道幅の地道がつづら折りになっていて、ここもま
数分で頂上に着く(9時12分)。頂上部は平坦な土地が段々になっていて一番高いところに胸像が立ってい
る。いくら岡のような山といっても胸像が立っている山は初めてだ。麓の学校の初代校長の像と後で知る。
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振天山頂上の胸像 | あすなろの塔というらしい 太平洋戦争末期に大阪の軍需工場が 疎開してきたの
がこの山 |
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園部の超低山巡りを済ませたところで帰路につく(9時35分)。一旦園部川まで北上してから船坂−八田−
宮前と走る。セーブしながら走ったのと追い風にも恵まれて調子が上がってくる。上り調子ついでに路上教習
車を2台抜き去る。あんな走りの奴を卒業させちゃあ危ないぞ。
宮前から柊峠を越えると走り慣れたマイ・サイクルフィールド能勢。軽食屋さんでモーニング休憩を摂れば元
気復活。快走に快走を重ね、12時前に帰宅した。
(本日の走行距離 131km)
2007年7月28日(土)篠山/火打岩折り返し(2.5万図 村雲)
熱帯夜の季節がやってきた。涼しくなって寝やすくなったなと思ったらもう夜明け間近。ヒグラシの声が聞こ
える。続いてニイニイゼミの鳴き声が暑さを運んでくる。でもヒグラシやニイニイゼミがいるところはまだま
だ自然に恵まれている。大阪の街中では都市化に適応したクマゼミしかいない。大阪市内のある小学校がセミ
のぬけ殻を調べたらクマゼミしかいなかったという報告もあるくらいだ。わが家の周辺ではアブラゼミやミン
ミンゼミの鳴き声は聞くが、今年はクマゼミの声はまだ聞かない。豊かな自然に感謝すべきだろう。
さて、ニイニイゼミの鳴き声に促されるように起きて、5時32分ロードで出発する。今日は山の上に涼を求
めようと多紀連山の大タワまで走るつもり。
夏休みに入って初めての週末ということでマイカーが多いかと思ったが、意外やトラックが多い赤坂峠をまず
まずのスピードで越えればあとは淡々とR176を走り7時過ぎには篠山盆地に入り、7時38分畑の公民館
の前に着く。
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火打岩。三嶽は私の 自転車ライフの原点の山の一つです | ・・・というわけで通行止めです Uターンしましょう |
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自転車を停めて水分補給を摂りながら耳を澄ませば、ここでもニイニイゼミの鳴き声。クマゼミは鳴いていな
い。
さて、改めて出発しようと思ったら本郷方面土砂崩れ通行止めの看板。
え?! 大タワには行けないの?
取りあえず行けるところまで走ることに。すると火打岩を過ぎたところで早くも通行止めに。何だ、まだ上り
にも入っていないじゃないか。
MTBなら崩壊現場まで行ってみるところだが、ロードなのでおとなしく引き返すことにしよう。中途半端な
表題はこういう理由のため。眼前の三嶽は相変らず堂々とした姿をみせている。今日は三嶽が遠くなってしま
った。1日も早い復旧を望みながら火打岩をあとにした。
(本日の走行距離 121km)
織田(おりた)さんへのメールはbabrx800@jttk.zaq.ne.jpまで・・・。
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